介護の専門家をお呼びして院内研修を行いました。
令和2年1月23日に患者さんの介助で介護者が体を痛めないように専門家をお呼びして介護の院内研修を行いました。
今後も定期的に行って行きたいと思います。
※大きくなった写真の左右に出てくる矢印を押すと前後の写真に移動します。
１．ベッドからの車椅子移乗（左麻痺）
車椅子は、健側につける。 身体を小さくまとめ、側臥位にする。
足をおろし、起き上がらせ、端座位にする。
（ベッドのギャッチアップを利用するか、介護者があげるか）
ベッドに浅く座ってもらう。
足を後ろに引く。
左肩に右腕を回してもらい、顎を右肩にのせてもらう。
介護者も肩幅に足を広げ、重心を下げる。
顔は車椅子側。
利用者には、前屈みになってもらい、お尻を浮かす。
一緒に立ち上がる。
向きを車椅子側に変え、利用者を車椅子になるべく深く座ってもらう。
介護者もゆっくり重心を下げる。
（利用者にアームサポートを持ってもらうパターン）
２.スライディングボード利用
端座位にして浅く座ってもらい、少し身体を傾け、 スライディングボードを差し込む。
（ベッドの高さは車椅子より少し高め） お尻を軽く押し、車椅子に滑らす。
３.車椅子段差走行
段差手前まで、車椅子をつけ、テッピングレバーを 足で下げ、前輪を上げます。
４.床から立位
利用者の腰に介護者の膝を近づける。
介護者の片足を立て、利用者の方に手を回す。
介護者後ろ足に体重をかけると同時に、身体を起こす。
利用者に腕を組んでもらい、介護者が利用者の脇から 腕を支える。
利用者に片足立ててもらい、前屈みになってもらい、立ち上がる。
