独り言

リラックス。

リラックス。

私は野球はジャイアンツのファンです。
でもここ数年、優勝から見放され応援にも力が入りません。
ジャイアンツファンとタイガースファンの絶対的な違いは成績に関係なく
応援し続けるかどうかだそうです。
納得のいく意見です。

日本シリーズでは、ジャイアンツなど足元にも及ばなかったセリーグの覇者がパリーグの覇者に無惨に負けるシーンが続いてます。
私にとってこれは、結構痛快な場面です。

チャンピオンになったチームは偶然なのか、外国人が監督をしているチームが続きました。
もし、これが偶然でないとしたら、何か勝利のためのヒントがあるかもしれません。

言葉も習慣も異なる人がチームを率いることで、日本人が見過ごしてきた、
チームを監督する上で致命的な欠陥が補われたのかもしれません。
是非その秘密が知りたいものです。
そういう意味で、外国人の監督がどんどん出てきて、そのチームがどんどん優勝すると面白いと思います。
ジャイアンツもクロマティ(知らない人も多いかも)を監督にしたら優勝するかもしれません。

外国の映画を見ていると、すごいピンチで平気でジョークを言うシーンがあります。
気まずい場面でもさらりとジョークを飛ばして場をやわらげたりするシーンもあります。
私たち日本人は真剣な場面には笑いはあってはいけないものという意識が強すぎるのではないでしょうか。

緊張感は集中するために必要ですが、筋肉がこわばってしまうと肝心の力が出ないことになります。
マリーンズやファイターズの選手は、シーズン中から緊張するシーンでも監督にジョークを飛ばされていたとしたら、どんな場面でもそうそうは動じない、したたかな集団になっていたとしても不思議ではありません。

元々選手個々の力量はそれほど大きくは違わない筈ですから、80の力の選手がリラックスして90の力を出したら、100の力を持っていても、緊張のあまり、80の力しか出すことが出来ない選手に勝つことは、容易いことなのかもしれません。