独り言

気がきかん

ケーキショップ

気がきかん

院長のひとりごと212

 2,3週間前にホテルのケーキショップで
「○月○日に取りに来るので○○と○○を○○個取り置きして下さい。」と頼み、
料金はその場で支払いました。
「来店は何時頃ですか。」と聞かれたので○○時頃に行きますと答えました。
受け取り当日の約束の時間に「越村ですけど取り置きのケーキを受け取りに来ました。」
と頼んだ人とは違うスタッフに告げると、それからバタバタと先ず伝票を探し品物を探し、
支払い済みかどうかを確認し、賞味期限のシールを探し、保冷剤を探し、袋を探し、
一体受付とバックヤードを何往復するつもりか、というほど右往左往したあげく
「お持ち帰りまでのお時間は」と聞くので
「今日はホテルに泊まって明日帰るから3時間くらい」と答えると
「2時間分までしか用意できません。」と言うので「それでいいと。」と答えると、
保冷剤を箱に詰めた状態で賞味期限のシールで箱のフタに封をしようとしました。
「保冷剤はとりあえず冷凍して明日入れ直すから封はしないで。」
というと保冷剤を箱から出してまたフタに封をしようとします。
「だから保冷剤の出し入れに困るから封はしないで。」と再度告げると
「賞味期限のシールは貼ることになっておりますので。」
と言うので「だったら横に貼ればいいでしょ。気がきかんな。」と切れてしまいました。

ぼーっと受けつけに立っている間に、この日に引き渡しのある客はいないかチェックする機転があれば3分もかからない作業に、10分以上掛けてあげく、客にきれられたこのスタッフをどう思いますか。
私は月例の検査回診の折、毎回同じ項目を同じ順番で担当ナースに聞くようにしています。
そして異常値に対する対応も同じ言い方をするようにしています。
あるナースは2回目から私の質問が終わるやいなや、すぐ返答し異常値に対する対処に対しても、先回りして対応していました。
さらに私の抜けていることにもしっかりフォローしていました。
先を読んで仕事をするスタッフを気が利くスタッフだと私は思っています。
そんなスタッフが徐々にうちでは増えつつあります。