COVID-19

無駄遣い

COVID-19感染の第8波

院長のひとりごと221

COVID-19感染の第8波が取り沙汰されていますが、どうなのかなと思っていまいます。
私の実感ではCOVI-19感染は通常の感冒と大差ないものにしか見えません。
にもかかわらず警戒をしなければいけない感染症として政府が認定しているため、いろんなところで様々なひずみが生じている気がします。
当院では患者様や介護スタッフを対象とした講演会や、スタッフの福利厚生の一環として行っている慰安旅行や忘年会、新年会を再開しました。
手洗いを励行することで感染拡大はありませんでした。
慰安旅行直前に奥様がCOVID-19感染陽性となったので旅行を見合わせると申し出たスタッフがいたので、抗原検査陰性なら参加しても構いませんと伝えました。
子供の世話があり参加を辞退されましたが、これも政府がこの疾患を危険な感染症と認定しているためです。
こんな認定は即座に外すべきです。
認定解除のための様々な労力や費用は果たして無駄な出費でしょうか。
無用な感染対応に要する費用は無駄ではないのでしょうか。
税金を使うとすぐ無駄遣いと批判がありますが、仮にこの感染症の認定をはずし万一重篤な症状を起こすことがあったらまた認定すればいいと思います。
早い変化を起こすウィルスに対応するには、こちらもコロコロと対応を変えてもいいのではないでしょうか。
そのために要する費用は無駄遣いでしょうか。
大量に購入したワクチンが不要になったら購入費用は無駄でしょうか。
備えを怠らないのは当然のことではないでしょうか。
もし期限までに使い切れず廃棄を余儀なくされるなら、その前に必要とする国へ提供することも出来るのでは。
また使用する必要が無くなって廃棄となるのは、医学的な観点から敢えて言えば喜ばしい限りです。
無駄遣いはプロセスで論じるべきではないと思います。
うちのクリニックでは、患者さんの送迎は他院と同様に無料ですし、提供する食事も実費の3割程度の患者様負担で続けています。
患者様が少しでも元気でいられるという結果を得るためのプロセスの費用であり、無駄な経費とは思っていません。