独り言

美味しい料理は幸せを運ぶ

食事会

美味しい料理は幸せを運ぶ

院長のひとりごと66

前から観たかった映画で、「しあわせのかおり」という映画があったのですが、最近CSで放送されてやっと観ることが出来ました。
頑固一徹の料理人に、素人の女性が弟子入りし、やがて本当の父と娘の様な関係になっていく、私の故郷の金沢が舞台となった、心温まるとてもいい映画でした。
先頃NHKで放送した、「天使のわけまえ」というドラマも心温まる、とてもいいドラマでした。
こちらは婚約者が突然貯金を持ち逃げし、おまけに先妻との子供がおしかけてきて、一緒に暮らすうちに本当の親子の様になっていくというお話です。
二つのお話の共通点は料理です。
「しあわせのかおり」では中華料理店が舞台となり、「天使のわけまえ」ではお料理教室が舞台となります。
どちらも料理を通して人と人の心が通じ合うお話です。
どちらのお話にも、思わず食べたくなるような美味しそうな料理がふんだんに登場し、お話をこの上もなく盛り上げます。
美味しいものを食べている時は、人は誰でも幸せな気持ちになり、人に優しく、自分に素直になれる気がします。
最近の若い人は敬遠するらしいですが、私はお酒を飲みながらスタッフとコミニュケーションをとることが大好きです。
うちは女性スタッフが大半なので、スタッフと飲むということは女性と飲むことなのですが、常々私は「女性のハートをつかむ自信は皆無だけど、胃袋をつかむ自信はある。」と自負しており、うまくいっていると思っています。
新宮で仕事で出会った人に、「たべあるき」を読んでますと言われたり、紹介したお店の人に、読みましたと言われたりして会話が弾むこともしばしばです。
糖尿病友の会「みどりの会」の活動も、一貫して食へのこだわりをテーマにしています。
今年JTBに入社して、うちのクリニックの慰安旅行を段取りしてもらっている姪とその父親、つまり弟ですが、と会食をすることになりました。
両親抜きで弟と飲むのは初めてなので、なんだか照れくさいですが楽しみです。
私も家内も食べることが大好きなので、これからも公私ともに食が中心となってまわっていくと思います。

2010年11月20日