独り言

メダカの育て方

メダカ

メダカの育て方

院長のひとりごと73

数年前に数匹のメダカを頂いて、飼い始めてからすっかりメダカにはまり毎年卵をかえしては、増やすことに夢中になっています。
メダカは、小学生の頃の夏休みの自由研究で飼ったことがありますが、それ以来なので、色々と試行錯誤の繰り返しで、最近はだいぶん沢山親になるまで育てられるようになりました。
メダカは文句も言わず餌に無邪気に喜ぶし、一緒に住むには最高のパートナーです。
私のメダカ好きを知り、いろんなメダカを頂いて、それだけで結構種類が増えました。
ヒメダカと黒メダカを別々に飼って増やしたところ、黒メダカの卵からヒメダカが生まれること、その逆はないことが分かりました。
義務教育を終えて幾星霜、やっとメンデル先生のお言葉を実感した次第です。
さらに何かの拍子で生まれたのか、オレンジの地に水玉模様のメダカも何匹か育ちました。
そんな話をかみさんにとうとうとしたところ、「赤と黒を掛け合わせたら水玉になるのは当たり前ちがう。」とのたまうので「よく考えてみろよ。黒い犬と白い犬から生まれた子犬がパンダみたいになるか?」と言い返したら「パンダって犬やったん。」と、どこまでもかみ合わないことが確信できました。
寒さ対策に、昨年冬に熱帯魚用のヒーターを入れたところ、随分冬を越す数が増えました。
「メダカには優しいな。」などというかみさんの声などものともせず、そろそろ今年の産卵が始まるので、卵の産みつけられたホテイ草の隔離に余念の無い毎日です。
意外にメダカ好きの人は多く、地デジの工事に来てくれた電気屋さんも、鮫でも飼っていそうなルックスですが、メダカの話で盛り上がりました。
海南市で、とても上手にメダカを飼っている家があり、お店をしてるようなのですが、店の前に大きなポリの容器がいくつも置いてあって、その中で生まれたばかりの沢山のメダカが育っています。
卵からかえすのはたやすいですが、育てるのはとても難しくて私は大半を死なせてしまっています。
機会があれば是非、このお店の方にメダカの育て方を教えて欲しいと思いつつ、いつもその店の前を通っています。

2011年6月17日