独り言

ポストコロナ

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院長のひとりごと190

コロナウィルスのために、私たちの生活は大きな変化を強いられました。
そして、このウィルス感染が終息しても、直ぐに私たちの生活は元通りにはならないと思います。
単に再開することが出来る飲食店等の店舗や、エンターテインメントはかなり元通りになるでしょうが、教育システムは深刻な影響を受けることになると思います。
仮に年内に終息したとして、入試は例年通りに行うことが可能でしょうか。
現在自宅学習を強いられている受験生は、全てのカリキュラムを今のシステムで完了できるのでしょうか。
大学生は全ての単位を取得して卒業できるのでしょうか。
もしそれが可能であれば、来年の受験も企業の採用試験も何も変えずにいけることになります。
もし完了できなくても、例えば入試の出題範囲をコロナ感染前までに限定して出題するとか、大学の卒業に必要な単位も、コロナ感染前までに取得したものでいいとするとか、
強引に合わせることは可能かもしれません。
仮に今年の受験生や就職希望者が、コロナ特赦を受けたところで、その後の調整はいくらでも出来ると思います。

一方この機会に9月入学システムに変更しようという動きもあります。
グロ-バルスタンダードに合わすという考えです。
そのメリットを私はよく理解していませんが、もしそれが学生にとってメリットの多いものであれば、コロナを契機として変えることが出来るかもしれません。
リモートでの仕事が成立することが分かったのですから、コロナ後もPC等のメディアを生かしていくことも意味があるのではないでしょうか。

例えば選挙も、オンライン投票を導入すればもっと投票率が上がると思います。
現在70台前半の世代はPCが普及してきた世代です。
私にしてもWindowsが開発される前からPCを利用していました。
もうネットは若者だけの文化ではありません。
テレビも双方向時代となりPC、スマホと無縁の世代でも自宅から選挙に参加できる時代です。

コロナを契機に、新しいより良いシステムが出来れば、コロナを恨むばかりの歴史とはならないのではないでしょうか。